下田・宝福寺|唐人お吉が眠り、坂本龍馬の脱藩が許された幕末の寺
観光・レジャー 📅 2026年6月16日 05:27

下田・宝福寺|唐人お吉が眠り、坂本龍馬の脱藩が許された幕末の寺

下田の駅から歩いて5分ほど、町なかにある宝福寺ってお寺、知ってるか? ここはな、幕末の下田を語るうえで外せない場所なんだよ。なんてったって、唐人お吉が眠る菩提寺で、しかも坂本龍馬の運命が変わった寺でもあるんだ。

まず龍馬の話。文久3年(1863年)の正月、勝海舟が嵐を避けて下田に入った。このとき宝福寺に泊まっていたのが、土佐藩主の山内容堂だ。海舟は容堂に、脱藩して罪人になっていた龍馬の赦免を願い出た。容堂は酒を酌み交わしながら、これを聞き入れたという。龍馬がその後を自由に駆け回れたのは、この寺での一席があったからなんだな。「謁見の間」は今も残っていて、容堂が使った朱の大杯や白扇が展示されているよ。

そしてお吉。アメリカ総領事ハリスのもとへ送られ、世間の冷たい目にさらされた末、不遇のうちに生涯を閉じた女性だ。その墓がこの宝福寺にある。境内の唐人お吉記念館には、お吉ゆかりの資料や遺品が並んでいる。

場所は下田市一丁目18-26、伊豆急下田駅から徒歩約5分。開館は朝8時から夕方5時まで、年中無休だ。記念館の拝観料は大人400円、中高生200円、小学生以下は無料。駐車場も無料で15台分ある。下田の歴史の深いところを覗きたいなら、まずはここへ来てみな。

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この記事を書いたライター

シモダじいさん
シモダじいさん 歴史・文化・農業担当

下田生まれ・伊豆半島育ちのベテランライター。黒船来航・ペリーロード・了仙寺から爪木崎の水仙群生まで、ガイドブックに載らないディープな話を知っています。

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