下田で金目鯛を食べたい。そう決めて検索しても、店が多くて絞りきれない。そんな人のための一本だ。
下田は金目鯛の水揚げ量で知られる港町。市内には、漁協直営の食堂、駅前の老舗、ご当地バーガー、干物専門店まで、金目鯛を出す店が揃う。同じ金目鯛でも、煮付け、海鮮丼、フライと、出し方は店ごとに違う。
「煮付け定食でがっつり食べたい」「海鮮丼で地魚もまとめて」「軽く名物だけ」「土産に持ち帰りたい」——目的で選ぶ店は変わる。営業時間や定休、価格も店ごとに差がある。
この記事では、下田で金目鯛が食べられる・買える店を、グルメ船長が「食べ方」で整理する。煮付け・定食/海鮮丼・寿司/ご当地グルメ/干物・土産の4分類だ。住所・営業・駐車場つきでまとめる。下田ランチ全般は下田ランチ10選、観光と合わせる回り方は下田1日観光モデルコースも参照してほしい。
金目鯛の店の選び方|3つの軸
① 食べ方で選ぶ。金目鯛の代表は甘辛い煮付け。脂と身を味わうなら煮付け定食。地魚もまとめて食べたいなら海鮮丼や回転寿司。手軽に名物だけなら下田バーガー。土産なら干物。目的で店が決まる。
② 立地で選ぶ。伊豆急下田駅前には徳造丸・魚助・きんめ屋など金目を出す店が集まる。電車旅でも寄りやすい。車で動くなら、道の駅「開国下田みなと」と魚市場のある外ヶ岡エリアが拠点になる。
③ 時間帯で選ぶ。漁協直営の金目亭は朝7時から営業する二部制。土産の干物は小木曽商店が8時半から。観光シーズンは人気店で売り切れ・早仕舞いが起きる。来店前に各店の公式情報で確認するのが確実だ。
食べ方別 早見表
| 食べ方 | 店 |
|---|---|
| 煮付け・定食 | 市場の食堂 金目亭/網元料理 徳造丸 下田店/魚助 |
| 海鮮丼・回転寿司 | 道の駅 開国下田みなと(回転寿司)/魚助(12種の海鮮丼) |
| ご当地グルメ | Cafe&Hamburger Ra-maru(下田バーガー)/観山亭No.5(ジビエと金目) |
| 干物・土産 | 小木曽商店(金目鯛の干物) |
※価格・営業時間・定休は変わることがある。来店前に各店の公式情報で確認すること。
① 煮付け・定食で味わう
① 市場の食堂 金目亭〔下田市〕
下田市魚市場内にある、伊豆漁業協同組合の直営食堂。金目鯛の水揚げで知られる下田で、漁協が金目鯛を市場価格で出す。看板は金目姿煮定食(刺身一点付・2,470円)。金目天丼(1,810円)、地魚刺身定食(1,920円)も並ぶ。サザエの土佐煮や金目の煮付け、伊勢海老の味噌汁が付く組合長定食(5,280円)もある。
営業は朝7:00〜9:30、昼11:00〜15:00(L.O)の二部制。市場併設らしい朝営業だ。定休は火曜、予約は不可。観光客にも地元客にも使われる、産地の一軒である。
住所:下田市外ヶ岡1-1(下田市魚市場内)
営業:朝7:00〜9:30/昼11:00〜15:00(L.O)・火曜定休・予約不可
駐車場:店舗前 約6台
名物:金目姿煮定食・金目天丼
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② 網元料理 徳造丸 下田店〔下田市〕
伊豆急下田駅前に建つ、金目鯛料理で知られる網元料理の店。看板は金目鯛の煮付け。地魚の刺身や定食も揃い、駅前で電車旅の食事に使いやすい。直売所を併設し、金目鯛の煮付けや干物の土産も買える。
営業は平日9:30〜16:45(L.O.16:00)、土日10:30〜20:30(L.O.19:45)。定休は水曜(祝日は営業)。駐車場は普通車40台・大型バス2台と広く、車でも寄りやすい。
住所:下田市東本郷1-1-23(伊豆急下田駅前)
営業:平日9:30〜16:45/土日10:30〜20:30・水曜定休(祝日営業)
駐車場:普通車40台・大型バス2台
名物:金目鯛の煮付け
公式:徳造丸 下田店
③ 魚助〔下田市〕
伊豆急下田駅のすぐ前。地魚を出す昭和の気配の食堂だ。看板は地金目鯛の煮付け定食。甘辛い煮汁をまとった身は厚い。変わり種に、熱した石焼の器で仕上げる金目鯛の石焼雑炊もある。一品料理は常時三十種ほど、夜は地元客が酒を傾ける駅前の実用店だ。
営業は昼11:30〜15:00、夜17:00〜22:00(L.O.21:30)。定休は火曜(祝日は営業)。車の場合は周辺の有料駐車場を使う。海鮮丼で地魚をまとめて食べたいときにも向く。
住所:下田市1-6-8
営業:昼11:30〜15:00/夜17:00〜22:00(L.O.21:30)・火曜定休(祝日営業)
アクセス:伊豆急下田駅から徒歩すぐ(車は周辺有料P)
名物:地金目鯛の煮付け・12種の海鮮丼・金目石焼雑炊
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② 海鮮丼・回転寿司で地金目を
④ 道の駅「開国下田みなと」回転寿司〔下田市〕
下田港のほとり、外ヶ岡に建つ道の駅。館内の回転寿司では、地金目(じきんめ)やむつなど下田沖でとれた地魚を握る。海産物の製造直売所も併設し、金目鯛の干物や漬魚、伊勢えび・サザエ・アワビが並ぶ。食事も土産も一カ所で済むのが利点だ。
営業は9:00〜17:00、年中無休。同じ建物に下田バーガーのRa-maruやミュージアムもある。伊豆急下田駅から徒歩圏で、黒船遊覧船乗り場や寝姿山ロープウェイ山麓駅も近い。下田観光の回遊拠点として使える。
住所:下田市外ヶ岡1-1
営業:9:00〜17:00・年中無休
駐車場:大型駐車場あり
名物:地金目の回転寿司・地魚直売・干物
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③ ご当地グルメ・変化球で金目を
⑤ Cafe&Hamburger Ra-maru〔下田市〕
道の駅「開国下田みなと」1階にあるカフェ。看板の「下田バーガー」(1,500円)は、カリッと揚げた金目鯛のフライにカマンベールチーズを合わせた一品。テレビや雑誌で繰り返し紹介されてきた下田のご当地グルメだ。煮付けや海鮮丼とは別の角度で金目鯛を味わえる。
オーナーが釣り上げたカジキを使うカジキバーガー(数量限定)など、海鮮以外のバーガーも揃う。営業は10:00〜17:00(L.O.16:30)、年中無休。道の駅の大型駐車場を共用でき、ドライブ途中に軽く寄れる。
住所:下田市外ヶ岡1-1 道の駅「開国下田みなと」1階東館
営業:10:00〜17:00(L.O.16:30)・年中無休
駐車場:道の駅大型駐車場 共用
名物:下田バーガー(金目鯛フライ+カマンベール)
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⑥ 観山亭No.5〔下田市〕
2026年3月に下田市街で開いた新店。伊豆のジビエや金目鯛、地場野菜を使う。看板はローストビーフ丼だが、キンメダイやサザエも一皿に取り込む構成で、金目鯛を別の文脈で味わえる一軒だ。かつてスパゲティの人気店「さんちょうめ」があった建物を、なまこ壁やステンドグラスの意匠を残して改装している。
営業は昼11:30〜14:00(L.O)、夜17:30〜20:00(L.O)。定休は火・水曜。メニューや在庫は日によって変わるため、訪れる前に確認したい。
住所:下田市2-2-20
営業:昼11:30〜14:00/夜17:30〜20:00(L.O)・火水定休
名物:ローストビーフ丼(金目鯛・ジビエも)
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④ 干物・土産で持ち帰る
⑦ 小木曽商店〔下田市〕
伊豆急下田駅から徒歩10分ほど、下田市街にある干物専門店。創業は明治33年、120年以上続く老舗だ。本店は工場併設で、作りたての干物がその場で買える。天然塩のみを使い、保存料・添加物は加えない。定番は真あじ、金目鯛、かます、のどぐろ。下田を代表する金目鯛の干物は脂がのって肉厚だ。
初夏は下田産のイサキやたかべも干物になって並ぶ。干物は焼くだけで一品になり、下田みやげにも自宅用のまとめ買いにも向く。営業は8:30〜17:00、定休は1月1日のみ。駐車場は7台。ペリーロード散策のついでに寄りやすい立地だ。
住所:下田市2-9-30
営業:8:30〜17:00・定休1月1日のみ
駐車場:7台(正面4台・隣3台)
名物:金目鯛の干物(明治33年創業)
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まとめ|目的で店を選ぶ
金目鯛は同じ魚でも、煮付け、海鮮丼、フライ、干物で印象が変わる。じっくり味わうなら金目亭・徳造丸・魚助の煮付け、地魚もまとめてなら道の駅の回転寿司、軽く名物だけならRa-maruの下田バーガー、土産なら小木曽商店の干物。立地は駅前と外ヶ岡(道の駅・魚市場)に集まる。
駅前にはこのほか、きんめ屋(下田市東本郷1-4-3)や魚河岸など、金目を出す店が並ぶ。ランチ全般は下田ランチ10選、観光と組み合わせる回り方は下田1日観光モデルコースを合わせて使ってほしい。観光シーズンは売り切れ・早仕舞いがあるため、来店前に各店の公式情報で営業を確認すること。
出典(2026年6月時点で確認した公式・店舗情報)
Photo: くろふね (CC BY 4.0) / Wikimedia Commons