下田のまち歩きで外せんのが「ペリーロード」じゃ。下田開港の発端となった1854年(嘉永7年)、ペリー提督が部下を引き連れて行進した、上陸地点から了仙寺までの石畳の道だな。
距離はおよそ700m。平滑川に沿って続く道沿いには、幕末から明治・大正にかけて建てられた石造りの蔵や、伊豆らしい「なまこ壁」の商家が今も残っておる。それを生かして骨董屋やカフェに改装した店も多く、レトロな散策にはぴったりじゃ。
夜の灯りとカフェめぐり
昼ののんびりした雰囲気もよいが、夕方から灯りがともる時間帯もまた格別じゃ。川沿いの店明かりが石畳に映って、しっとりとした幕末情緒が漂う。散策の目安は片道20〜30分ほど。途中のカフェや甘味処でひと休みしながら歩くのがおすすめじゃよ。
終点・了仙寺と周辺の史跡
終点の「了仙寺」は、日米和親条約の附属条約「下田条約」が結ばれた歴史的な舞台だ。5月ごろには境内のアメリカジャスミンが咲き、香りに包まれる。少し足を伸ばせば、坂本龍馬ゆかりの「宝福寺」や、吉田松陰が黒船乗船を試みた「弁天島」もある。下田は江戸末期の人物が交錯する、歴史好きにはたまらん町なんじゃよ。
所在地:静岡県下田市三丁目(ペリーロード)
散策の目安:石畳 約700m・片道20〜30分
見どころ:なまこ壁の商家・骨董とカフェ・了仙寺
アクセス:伊豆急下田駅から徒歩約10分(入口まで)
公式:下田市観光協会