伊豆急下田駅から歩いて10分ほど、下田の市街地に干物専門店「小木曽(おぎそ)商店」がある。創業は明治33年。120年以上、下田で干物をつくり続けてきた老舗だ。
本店は工場併設。作りたての干物がその場で買える。天然塩のみを使い、保存料や添加物は加えない。昔ながらの製法を守る。定番は真あじ、金目鯛、かます、むろあじ、真さば、のどぐろ。下田を代表する金目鯛の干物は、脂がのって肉厚だ。
今の時期は、下田産のイサキやたかべも干物になって店頭に並ぶ。初夏の旬を凝縮した一枚である。干物は焼くだけで一品になる。朝食にも、酒の肴にも合う。下田みやげや、自宅用のまとめ買いにも向く。通販も扱うが、本店では作りたてが並ぶ。
金目鯛の干物は焼き方で差が出る。中火で、身の側からじっくり焼く。ほどよいきつね色になったら裏返し、皮目に軽く焦げ目がついたら焼き上がりだ。脂が多いぶん、強火だと表面だけ焦げて中が残る。遠方なら通販もある。公式オンラインショップのほか、楽天・Amazon、ふるさと納税(さとふる・ふるなび)でも扱う。下田市のふるさと納税では、金目鯛を含む干物詰合せが返礼品に並ぶ。テレビ「せっかくグルメ」でも取り上げられた、下田を代表する干物店である。
所在地は下田市2丁目9-30。電話0558-22-0154。営業は8時30分〜17時、定休は1月1日のみ。駐車場は7台(正面4台・隣3台)。トイレ・スロープあり。下田の街歩きやペリーロード散策のついでに、立ち寄りやすい立地である。
Photo: N yotarou (CC BY 2.5) / Wikimedia Commons
Instagramで見る