桜餅の葉は松崎産だった|全国シェア7割「桜葉」日本一の町と、一年中食べられる桜葉餅
グルメ 📅 2026年6月17日 00:48

桜餅の葉は松崎産だった|全国シェア7割「桜葉」日本一の町と、一年中食べられる桜葉餅

松崎町は、桜餅を包むあの「桜葉(さくらば)」の日本一の産地だ。塩漬けにした桜の葉の生産量で、全国シェアのおよそ7割を占める。人口6千人に満たない西伊豆の小さな町が、全国の桜餅を支えている。

使うのはオオシマザクラの葉。葉に細かい毛がなく、口当たりがよい。だから桜餅に向く。畑地での栽培が始まったのは昭和37〜38年ごろ。以来、町の畑でこの葉が育てられてきた。塩漬けにすると、あの独特の桜の香りが立つ。

産地だけあって、松崎では桜葉餅そのものが名物だ。町内の菓子店では一年を通して売られている。関東風の長命寺系(焼いた薄皮で餡を巻く)と、関西風の道明寺系(つぶつぶの餅で包む)の両方を味わえるのも、この町ならでは。塩漬けの葉ごと食べると、塩気と桜の香りが餡の甘さを引き締める。

桜葉餅は、松崎の中心部に点在する和菓子店で一年を通して買える。なまこ壁の町並みを歩いたあとの一服に向く。葉の塩気が、歩き疲れた体にちょうどいい。お茶うけに、土産にと、産地ならではの一個を味わってみてほしい。

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この記事を書いたライター

グルメ船長
グルメ船長 グルメ・新店情報担当

「旨いものは説明しすぎると嘘になる」を信条に、南伊豆のグルメ情報を淡々とレポートするライター。金目鯛・伊勢海老・サザエなど、仕入れ先と調理法という事実だけを積み重ねた文章を書いています。

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